明日への扉
お返し
借り物競争は、結局分からずじまい。
でもグランドを堂々と手をつないで走ったのは、かなり目立ったみたいだ。
色んな噂も流れた。
千佳からも、それとなく聞かれ、誤解を解くのが大変だった。
だから、今まで以上にアイツと距離をおくようになった。
せっかく同じクラスにいるのに
体育祭から、一言も話してない。
それに、受験勉強に本腰を入れなくてはいけない。
私は、1つ大きな挑戦をする事にした。
医学部を受験すること。
夏くらいから、医療の方へ進もうと、何となく考えていた。
身体が弱く、喘息で何度もお世話になった、先生や看護師さん。
これまでの治療やテニスのお陰で、喘息も出なくなった。
今度は私が、看護する立場になろうと思った。
でもグランドを堂々と手をつないで走ったのは、かなり目立ったみたいだ。
色んな噂も流れた。
千佳からも、それとなく聞かれ、誤解を解くのが大変だった。
だから、今まで以上にアイツと距離をおくようになった。
せっかく同じクラスにいるのに
体育祭から、一言も話してない。
それに、受験勉強に本腰を入れなくてはいけない。
私は、1つ大きな挑戦をする事にした。
医学部を受験すること。
夏くらいから、医療の方へ進もうと、何となく考えていた。
身体が弱く、喘息で何度もお世話になった、先生や看護師さん。
これまでの治療やテニスのお陰で、喘息も出なくなった。
今度は私が、看護する立場になろうと思った。