明日への扉
「やだねー… 色気ふりまいて。」
純ちゃんが、ボソッと呟いた。
「ねぇ、あつしぃー。」
更にトーンを上げた声。
「あー… 女とは行かねー。ペース合わねーし。」
柴田はあっさりそう言って、いつもツルんでる山下と歩きだした。
華やか女子は、呆然と立ち尽くしている。
私達は、笑いをこらえるのに必死だった。
下りも、どうにかみんなについて行けた。
帰りは、大丈夫な気がする。
酔い止めの薬も飲んだし。
バスに乗り、美穂と一緒に来る時の座席まで行くと、男子が座ってた。
純ちゃんが、ボソッと呟いた。
「ねぇ、あつしぃー。」
更にトーンを上げた声。
「あー… 女とは行かねー。ペース合わねーし。」
柴田はあっさりそう言って、いつもツルんでる山下と歩きだした。
華やか女子は、呆然と立ち尽くしている。
私達は、笑いをこらえるのに必死だった。
下りも、どうにかみんなについて行けた。
帰りは、大丈夫な気がする。
酔い止めの薬も飲んだし。
バスに乗り、美穂と一緒に来る時の座席まで行くと、男子が座ってた。