明日への扉
乙女たちの日
秋から冬へは、あっという間。
冬休みも終わり、3学期が始まった。
うちの制服はセーラー服で、可愛くて好きなんだけど。
首回りが何もなくて、とにかく寒い。
晴れた日は、休み時間もベランダに出て、お日様の暖かさをもらう。
「やっぱ、手作りでしょ。」
「でも、買った方が美味しそうじゃない?」
お日様の温もりで眠くなった時、みんなの声が耳に入ってきた。
「何? 何を買うの?」
私が口をはさむと、みんなが吹き出す。
「もう…希は、いつもワンテンポ遅れてる。バレンタインデーだよ!」
「えっ、みんな、あげる人いるの?」
そうだ。
もう、そんな時期。
冬休みも終わり、3学期が始まった。
うちの制服はセーラー服で、可愛くて好きなんだけど。
首回りが何もなくて、とにかく寒い。
晴れた日は、休み時間もベランダに出て、お日様の暖かさをもらう。
「やっぱ、手作りでしょ。」
「でも、買った方が美味しそうじゃない?」
お日様の温もりで眠くなった時、みんなの声が耳に入ってきた。
「何? 何を買うの?」
私が口をはさむと、みんなが吹き出す。
「もう…希は、いつもワンテンポ遅れてる。バレンタインデーだよ!」
「えっ、みんな、あげる人いるの?」
そうだ。
もう、そんな時期。