先生…、して?〜キャラメルみたいな恋。〜

唯もあれから何も触れてこない。

だからあたしも何も言わなかった。


職員室で先生を見た日からちょくちょく見るようになった。

それはあたしが意識しだしたのかそれともタイミングが合うのか…


それはわからないけれど。


先生の情報が徐々にあたしの中へ入ってくる。


あたしは知りたいような知りたくないような不思議な気持ちになった。


そんな事を考えているうちにあたしはボーっとしだす。


そんなあたしを見て唯が話しかけてきた。


「舞桜、最近なんかあった?」

『え?
何もないよ!!』


あたしは否定した。


「そう?

ずっと見てるけどボーっとしてる時多いからさ;;

もしかして、疲れてる?」


『ううん!!
全然大丈夫♪』


「そう?
ならいいんだけど…
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