先生…、して?〜キャラメルみたいな恋。〜
そう、あたしが探していたのは池山先生だった。
あたしが勉強中に閃いたのは池山先生に教えてもらうことだった。
そしたら少しは近づけるかなって…。
「えっと…呼んだ?」
『あ、はい!!
先生って、社会の先生でしたよね?
分からないところがあって…
教えてほしいんですけど...
いいですか?』
「担当違うけどいいの?」
『はい!!』
「じゃあ教えるよ!!」
『ありがとうございます!!』
あたしたちは移動した。
「ここでいっか。」
あたしと先生は1対1で出来る机で勉強することにした。
「それで…
どこが分からない?」
『えっと…
日本史で、ここなんですけど…。』