元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
「ところで彩の方は貴志くんとどうなの?」
「どう?って何が?」
「何がじゃないやん。付き合ってもう一ヶ月経ったんでしょう。その後の進展は?」
「その後の進展って言われても別に…二人で出掛けたり電話したりしてるけど…」
「あんた中学生やないんやから。その後の進展って言ったら貴志くんとエッチしたかどうかってことよ」
「…夏生なんもそんなハッキリ言わなくても///」
「彩あんたいったい幾つよ。何恥ずかしがってんの」
「だって幾つになってもこういう話は恥ずかしいんやもん…それに…実はまだなんだ…」
「えっ!?そうなん」
「うん。私って…やっぱり貴志くんからしたらおばさんやし…そんな気にならへんのかも…」
「彩‥あんたは可愛いし29歳に見えへんよ。貴志くんがそんなこと思ってるとも思えへんしもっと自分に自信持ちや」
「うん。ありがとう」