元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
いつもなら当たり前やけど明かりがついてない
今夜はその部屋に明かりがついてる
それだけでめっちゃ幸せな気分
俺は中学の頃、親に思い切り反抗した時期があった
あの頃は誰かが自分を待ってくれてる家の明かりがどれたけ有難い物かなんて考えたこともなかった
一人暮らしを始めて親の有り難みを嫌と言うほど感じた
一人で生きてきた気になってた自分を恥ずかしく思った
親が守ってくれていたから好き放題出来たんだって思った
龍也さんから親だけは泣かせるなって言われてたけど
泣かせてたよなぁ…