元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
色んな想い出話をして喫茶店を出た
次に陶器の沢山置いてある二人のお気に入りのお店に入った
私達は陶器が好きでよく足をのばして信楽焼を見に行った
本当は信楽まで行きたかったけど今日は遠出する時間が無かったから諦めた
夏生が夫婦茶碗を見ている
「夏生。気に入ったの見つかったん?」
「うん。これ買おうかな…」
「じゃあ‥それ私からのプレゼントにさせて」
「そんなん悪いやん…」
「こういう風にしたら夏生が気遣うかなって思ったんやけど‥夏生自身が気に入って選んだ物をプレゼントしたかったから…お願い…そうさせて」
そう言いながらプレゼント用にラッピングして貰って夏生に渡した
「彩ありがとう。大切に使わせて貰うね」