元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
「タカ‥とりあえず中に入れよ」
…彩…何処に行ったんやろ…
龍也さんの後ろからリビングに
「龍也さん‥俺‥やっぱ頼りないですかね」
「ホンマに何も思い当たることはないんか?」
「はい‥俺‥夏生さんの結婚式の日にプロポーズしたんです‥その時にはOKしてくれたのに‥その後も特に変わったこともなかったんですけど‥昨日の晩は何か様子がいつもと違うなとは思ったんですけど‥」
「タカ‥お前がちゃんと彩姉のこと考えてくれてるのは分かってるから‥彩姉が帰って来たら俺から聞いてみるわ」
「ありがとうございます。ヨロシクお願いします」
俺は龍也さんに深々と頭を下げた
「おぉ‥分かった‥連絡するから」
「朝早くからスミマセンでした」