元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~


「ねぇ…貴志…部屋に入れてくれへんの…」





みゆの言葉で我にかえる






「…あぁ…入れよ…」





仕方なく部屋に入れる





みゆと向かい合って話す






「みゆ…病院行ったんか?」






「…う…うん。ねぇ…貴志…ここに来てもいい?…」






正直みゆの言葉をそのまま信じることが出来なかった






「なぁ…みゆ…」






俺がそう話掛けた時にみゆが途中で遮り話出した






「貴志…今日は帰るね…明日身の回りの物を持ってくるから…勿論いいよね」






俺に喋らさず一方的にそう言って帰って行った






俺はやっぱりみゆのことが信じられず疑っていた






…俺…最低やな…






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