元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~
「早苗おばちゃん‥あのね‥」
「彩‥おばちゃんは何聞いても驚かへんから言ってごらん」
「うん‥ありがとう。
私‥一人で赤ちゃん産んで育てようと思ってる‥」
「赤ちゃん?…彩‥今あんた妊娠してるん?でも何で一人なんや?」
早苗おばちゃんは本当に驚きもせず穏やかな優しい口調で聴いてくれる
私は早苗おばちゃんにこれまでのことを全て話した
「彩‥一人で抱えてしんどかったやろ。一人で赤ちゃん産んで育てることを簡単に賛成はできひんなぁ。けど赤ちゃんをおろしなさいとは言わへんけどな。とりあえず今夜自分の口から紗香に話しなさいね。おばちゃんがついてるから。皆で一緒に考えよう」
私は早苗おばちゃんと家に帰ることにした