元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~


龍也の後ろにもう二度と逢えないと思ってた貴志くんの姿がそこにあった






「‥貴志‥くん」






「彩姉。帰ってたんか。丁度良かったわ。貴志上がれよ」






その場で立ち尽くし動けずにいた私と貴志くんが龍也の言葉で我に返った






「龍也さん‥俺‥」






「いいから上がれ。もう一度二人で話した方がいい」






私は急なことで驚きどうしたらいいか困っていたらリビングからお母さんが来た






「貴志くん上がって。彩‥貴志くんにもちゃんと話しなさい」






私と貴志くんはそのまま前に私が使っていた部屋に連れていかれた





「彩姉‥もう一度二人でちゃんと話せよ」






龍也がそう言いながらドアを閉めて行った






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