夢の続き。

玄関開けたら里美がいた


寒そうにしてる里美がいた


俺を見てる里美がいた


逢いたかった里美がいた



目の前に里美がいる…







『何で電話したの』

「…わかんねぇ」

『何で今さら』

「…わかんねぇ」

『何で…』

「……」

『…何で泣いてるのよ』

「っ…わかっ…ね」

『…何で…結城がっ…』












だから抱きしめた


夢じゃないって確かめたくて







「っ…いて」

『…な…に?』

「ずっと…いてっ…」

『うんっ…結城…も』

「いるっ…ずっと…」









夢じゃなかった

抱きしめた里美は
あったかいから夢じゃ…











『ねぇ、狭くない?』

「いいの」

『寒くない?』

「うん、寒くない」

『靴下は?』

「いらない」

『湯タンポいるから?』

「お前いるから」

『もぉ泣かない?』

「里美いれば平気」

『じゃあ、ずっといる』

「うん、ずっといて」









俺のベッドは狭い

今日から2人で寝るから



俺は寒がり

今日からは寒くない



俺は寝るのが好き

今日からは目が覚めても




ずっと里美がいるから…


えんど
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