終われない夢



「なぁ」


「へっっ!?」



ボーッとしてた所に後ろから呼びかけられてビックリ!



「何驚いてんだよ」



柴谷は私がボーッとしている間に私の所に移動していたみたい…



「だってそんな…」


「オマエ悲しまないんだな」



私の言葉を遮って言った



「オマエ夕神と北条が失踪したのに、なんとも思わないんだな」


「そんな事…」


「ないのか?」



柴谷が変にしつこい



「ないよ!そんな事ない!心配だよ!?心配でたまらない!」


「…オマエそれ本気で思ってるのか?」


「じゃあなんなの?どう見えるの?」



私は質問に質問で返してやった


すると柴谷は、






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