終われない夢



柴谷に手を引かれて会議室へ



「女子はそっち」



皆寝ていた

一応の布団の中で


男女も一応分かれていた


一応ばっかり…



「……ゎ」



体の力が一気に抜けた



「神山!?」



柴谷が私の腕を引く



「…柴谷」


「…本当みたいだな」


「…さっき」


「なんだ?」


「名前…」


「……知らね」



力が入らなくなった私を柴谷がかかえ───






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