終われない夢
「ねぇ澪、今日も放課後に何か仕事あるの?」
「んと…。学園祭の準備があったと思うよ」
「えぇ〜。あるの〜。部活いきた〜い!!」
「まぁまぁ落ち着け。仕方ないじゃん生徒会なんだから」
紗那が止めようとすると、
「何が生徒会なんだからなんだよ〜!!まったく特権とかないじゃん!!」
だって。
「とっ特権って……」
「生徒会室は高校生が乗っ取ってるでしょ。学園祭だって高校生が決めて中学生は雑用ばっかりじゃん!!」
「ま…まぁ……」
今度は私が止めようとすると、
「アタシは高校生の雑用するために生徒会になったんじゃなーい!!」
だとさ。
私は別にやりたい事とかないからそこら辺はよく分からないな…
なので私は聞いてみる。
「じゃぁ聖羅は何をやりたかったの?」