生徒会長のキッス♪
一瞬時が止まったかのように空気がシーンと静まり返り、あたしと神尾仁しかこの世界にいないような感じになった。
「っえ、つまりあたしが今まで“神尾仁”ってよんでいたのを“仁”って呼べってこと?」
「そーだよ。」
「え?いいの?」
「何が。」
「あたしが…呼び捨てであんたのことを呼んでも。」
「あぁ。」
「あたしが呼び捨てしても神尾仁は怒んない?」
「あたりめーだろ。」
「あたしがそう言うことで機嫌悪くしたりない?」
「あぁ。」