生徒会長のキッス♪
「体育館ならここをまっすぐ行ったとこにある階段を上ればあるよ」
いつもの表顔でそいつの顔をふと見た
うわっ
「わかりました。ありがとうございます」
そう言って彼女は走って行ってしまった
「どーしたんだよ、俺」
不覚だった
彼女を見た瞬間、時が止まったのかと思った
俺は彼女の大きくて綺麗な目に引き込まれてしまっていたんだ
あの日から俺は彼女のことを無意識に探していた
けど学年が違うからなかなか会うことはなかった