生徒会長のキッス♪
「いやっでもさ、さっき長沼って言った後に“?”付いてたじゃん。」
神尾仁はあたしの名前覚えてるはずないし。
生徒会長がほんとにあいつだったら当に行きたくないんだけど。
「いや。あれは確信の“?”だったよ。」
奈都が意味のわからないことを言い出した。
「だからさ。仁様も“至急”とか言ってたじゃん。ほら。行ってきなって。」
無理やりというか強制的にあたしは奈都に屋上から出された。
「後でたっっっっくさん話聞いてあげるから♪」
くそー。奈都め。
「奈都楽しみすぎ。」
あたしは奈都を少し睨みつけた。
「うん。楽しんでるもん。」
ウキウキ気分で奈都は言った。
そしてあたしは仕方なく生徒会室に向かった。