生徒会長のキッス♪


「全然気にしなくても大丈夫ですよ?」





この部屋が何のためにあるのかって考えたら、寧ろあたしの方が邪魔者だし



それに陽さんは嫌いじゃないし



ってかとてもいい人ということは凄くわかるし



あたしなりの気遣いのつもりだったのに…





「…な……に……?」





なのにあたしがそう言った瞬間、仁のオーラがどす黒いものに変わった



陽さんもそれに気付いたからかさっきまでの笑顔が薄れていく





「せっかくだけど…やっぱり教室に戻るよ」





あたしの方をちらちらと見て一言残して出ていってしまった



そのせいであたしは最悪の状況でこの悪魔と2人っきりになってしまった



陽さんの薄情者!!


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