【実話】星になったキミへ
郁は、ただ黙って私の傷跡を見ていた。
「郁…?」
「りん…淋しかったよね、愛してほしかったよね…」
「うん…そんな想いで切ってた。」
「私も一緒…ほら。」
私は、郁の腕を見て、愕然とした。
それは、切る…と、いうより、『彫る』の部類かもしれない。
六亡星や、ハート、十字架…
もちろん、横に切っているのもあったが、形を型どっているものが目立つ。
そして、一番私を驚かせたのが、
「ここの傷、最近じゃん!?」
「……………」
「なんでよ!?ここには、切れるものないでしょ!?」
「郁…?」
「りん…淋しかったよね、愛してほしかったよね…」
「うん…そんな想いで切ってた。」
「私も一緒…ほら。」
私は、郁の腕を見て、愕然とした。
それは、切る…と、いうより、『彫る』の部類かもしれない。
六亡星や、ハート、十字架…
もちろん、横に切っているのもあったが、形を型どっているものが目立つ。
そして、一番私を驚かせたのが、
「ここの傷、最近じゃん!?」
「……………」
「なんでよ!?ここには、切れるものないでしょ!?」