【実話】星になったキミへ
「看護婦さん、お世話になりました。」



「社会復帰、頑張ってね。」



「はい!頑張ります」



郁は、隣で泣いている。


「…郁」



「やっぱり、りんが居ないと寂しーよー。」



私も、涙を流しながら、


「面会に来るから」



「うん、うん…」



「また、絶対会おうね!」


「うん!私も早く退院できるように頑張るから」



「うん!待ってるから。」


「りんちゃーん、行くわよー。」



「あ、はーい!じゃあね、郁。またねー!」



郁に泣きながら手を振ると、私は病院を後にした。
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