【実話】星になったキミへ
このコトがきっかけで、私は吹っ切れたように、本番をするようになった。



そして、お小遣いをもらう。



すると、面白いように財布に諭吉さんが入ってくる。


゙こんなに稼げるものなの??″



健には、デリを始めてから5日目には、車検代を渡せていた。



健は、このお金の出所を聞こうとはしなかった。



゙お金さえ入ればいいから″



私の不審な行動は、健も気付いているはずだ。



でも、そのコトには健は触れようとはしない。



彼は、自分の都合の悪いコトには、目を背ける。



゙そういう人だから…″



わかってるコトだから、今更何の期待もしないけどね…

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