【実話】星になったキミへ
「正直、健が羨ましいよ。こんな彼女捕まえてさ。」


この言葉は嬉しかった。


だって、私も密かにまこちんのコト、『かっこいいなぁー』って思ってたんだもん。



でも、私はそんな素振りはみせない。



「気持ちは嬉しいけど、私、健の彼女だよー。そんなコト言っていいのかなー?」


「わかってるけどさ。今の俺の素直な気持ちを言ってみただけ。」



「ありがとー。気持ちだけもらっとくー。」



平静を装っていたが、実はもの凄く嬉しい。



でも、健の先輩。



うかつなコトは出来ない。


だけど、スリルを味わいたい…と、いう気持ちもあった。



『まこちんとの駆け引き』


こんな感覚久しぶりだ。


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