【実話】星になったキミへ

｢でさー、りんちゃん。｣



｢何ー??｣



｢一度だけ、健のｺﾄ裏切ってみない??｣



｢え!?それだけは、出来ないよ！｣



本音はしたい。



だけど、それだけはしちゃいけないんだ。



そこまでの理性は、かろうじてまだ残っていた。



｢ここまで飲んだんだからさー。本音トークしない？｣



｢はぁ!?｣



｢ぶっちゃけ、どう??俺のｺﾄ、どう想う??｣



｢まこちん、酔ってるねー！｣



｢どう？俺としてみない??｣


そりゃ、したい。



けど、そんなこと…。



｢いきなり、ストレートだねー。うーん…してみたい気はする。｣



言っちゃったー!!



酔ってきたせいか、段々、大胆になってくる。



｢じゃぁさ、お互いの連れ合いには内緒でやってみない？｣



｢うーん…正直、まこちんのｺﾄは気になるよ。かっこいいし。でも、さすがに健の先輩だし。｣



これが、素直な気持ち。


そうだ！