【実話】星になったキミへ
「じゃぁ、また今度飲みに行こう。その時に、今の気持ちが続いていたら、なるようになるかも…。」



「えー!おあずけ!?」



「本気で想うなら、今日位我慢してよ!」



『簡単には、させないぞアピール』をしとかなきゃね。



知り合いだけに…。



まこちんは、まだ諦めきれてないみたい…。



でも、そう簡単にはさせないぞ!



「じゃぁ、もうまこちんとは会わない!」



「………わかった。じゃぁ、絶対次な!」



まこちんは、しぶしぶそう言った。



「わかった、わかった。」



こうして、私にしては珍しく、この日は飲みだけで終わった。



でも、まこちんが私のコトを気に入ってくれてたなんて…嬉しかったな。



人に褒められるのは、気持ちがいい。



特に、自分がかっこいいな…と、思う人に言われる褒め言葉は格別だ。



とても、いい気分で終わった今日。



まさか、明日、地獄に落とされようとは、この時は思ってもみなかった。
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