【実話】星になったキミへ
朝、起きるとお母さんが、



「りんちゃん、話があるから座りなさい。」



厳しい表情で待っていた。



「何??まだ眠いんだけど…」


「これは何??」



テーブルの上に出されたのは、借金の督促状。



「もしかして…見たの?」



「見ました。どういう事なの?」



「その前に、何で人の郵便物勝手に見るの!?」



「そういう事を言ってる場合じゃないでしょ!?何なの!?これは!!説明しなさい!」



「………………」



「こんなに借金作って…。あれほど、借金だけはするなって言ってたでしょ!?どーするの!?返せるあてはあるの!?」



私は、直視出来ない現実に目を背けていたが、私の作った借金は500万を超えていた。



そして、私の口から出た言葉は、甘えてるとしかいいようのない言葉だった。


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