【実話】星になったキミへ
破産する…とは言ったものの、これまた、手続きが大変だった。



作文は書かなきゃいけないし、ローンで買った物も、書きようによっては、没収される。



私は、全て、『破れた』とか、『無くした』と、嘘を書いて提出した。



作文は、なんとか通ったものも、弁護士さんも頭をひねるほど、私の場合、書類が多い。



多分、それは、父の年収が高いせいだろう…と、いうコトだった。



弁護士さんが、一言裁判所に言ってくれて、私の『免責』がおりたのは、半年後だった。


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