【実話】星になったキミへ
ホテルに着いた私達は、珍しく、Hよりも先にご飯とワインを注文した。



待っている間、2人でお風呂に入った。



久しぶりに見る、健の肉体は、とても綺麗で愛しくてたまらなかった。



今まで、オヤジの体しか見てなかったからだろうか…。



「なんだよ。人の体、ジロジロ見て。」



「んー。やっぱり、健の体は芸術だよねー。」



「はぁ!?痩せすぎて格好悪いじゃん!」



「ううん、適度にしまってて、余分な贅肉なくて…。ホント、石膏に採りたいくらい!」



そう言うと、私は彼の息子にチュッをした。



「りん!バカ!!そんなコトすると、ヤバイだろ!?」



「今日、お世話になるから挨拶ですー」



「後からな!」



「わかってるって!」



そう言うと、私達は湯船に使った。



子供みたいに、泡ブクブクで遊んでる私に、



「りんって、時々子供みたいだよな。」



「あー!ガキってバカにしてるでしょ!?」



「うん。してる。」



「もう!そんなコト言うなら、先に上がってるから!」


私が上がろうとすると、健に腕を掴まれた。
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