【実話】星になったキミへ
「じゃぁ、戻ってくれるの??」



半分、泣きそうだ。



「うん。ただ…。」



「ただ…。何??」



「聞きたいコトがある。」



ドクン…。



何を聞かれるかは、大体想像がつく。



「りんさ、何の仕事してるの??」



「え?何って…。」



ヤバ…。



お酒が回りすぎて、いい言い訳が浮かんでこない。


「何で、そこで言葉に詰まるの!?」



「別にッ…。詰まってるわけじゃ…。」



更に健は問い詰めてくる。


「梱包の仕事じゃないよね!?」



「う…ん。」



「じゃぁ、何!?」



どうしよう…。


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