【実話】星になったキミへ
えーーーーー!!



どうしよう!!



「いいんですか!?こんなコト……。」



「ま、よくはないわな。だって、違法やし。」



堂々と言われても……。


「あっ。店の人には言わないで。チップはずむからさ。」



あまりの堂々ぶりに思わず、



「………わかりました。」



と、言ってしまった。





それに、私は元々、薬好き。



興味はある。



ダウン系は特に好きだ。


私が見てると、男は、パイプを吸い始めた。



「これな、Hの時にするとめっちゃええんやで。君もしない?」



「やめときます。」



してみたい…と、いう気持ちはあったが、したら最後。



取り返しのつかないコトになりそうだった。



それでも、男は勧めてくる。



「なんでー??君が薬好きって聞いたから、予約入れたのに。」



「えー!!そうだったんですか!?」



「そ。だから、ええやん。」


「だって、この後も仕事だし…。」



「仕事なければするの?」



「……………」



私がうつむいていると、男は、



「よっしゃ!俺が今日はラストまで買ってやる!!」



「マジでー!?そんなに、お金持ってるんですかー!?」



「まーね。俺、普通の仕事じゃないから。」



「でも、そんなのしたコトないし…。」



「大丈夫やて。俺が教えるし。」



「う…ん。」



「じゃぁ、早く下に連絡して。」



「………わかりました。」
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