【実話】星になったキミへ
コトが終わると、隣で寝ている男の顔を見ながら、薬の余韻に浸っていた。



゙これは、ヤバイでしょ″



あんなに気持ちのいいSEXは、生まれて初めてだった。



もちろん、健とのHは気持ちいいよ。



だって、心が入ってるから。


心がないHで、こんなに感じるなんて…。



また、普通のHとは別種の、異世界にいたような感覚だった。



DRUGが違法だというコトは、この時は、まだ深くは考えられなかった。



頭がボーッとしてたから…。



男は、閉店まで眠ると、何事もなかったかのように帰っていった。



゙名乗りもしなかったな…″



私も普段通り店を上がったが、家に帰ってもまだ夢見心地だった。



でも、頭の何処かでは、DRUGの誘惑に逆らおうと、必死だった。



゙でも、気持ちいー。″



私は、化粧も落とさず、そのまま眠ってしまっていた。


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