【実話】星になったキミへ
私がいつも通り男を見送りフロントに入ると、同じヘルス嬢の『美姫』ちゃんに、凄い勢いで呼び止められた。



「さくらちゃん!」



「うわっ!どしたの、美姫ちゃん。びっくりした。」


美姫ちゃんは、真剣な表情で、



「今の人に、何もされなかった!?」



「あー。今の客??」



「そう!大ちゃん!!」



「えっ!?」



゙どーして美姫ちゃんが知ってるの…??″



私がキョトンとしていると、



「ごめんね、さくらちゃん。大ちゃんにさくらちゃんのコト売ったの、私なの。アタシのせいでさくらちゃんが…」



「ちょっ!待ってよ!!」売ったって。何が!?」



美姫ちゃんは、涙ながらに語り始めた。


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