【実話】星になったキミへ
゙あーあ″



と、いう気持ちはあったが、ヤクザに追われるよりはマシ。



稼いだ金額は、一ヶ月で212万円。



当然、質出しには届かない。



私は、考えた末、質は出さないコトにした。



苦渋の決断だった。



もったいないよ。



次買える日なんて、来ないと思う。



限定品だってあった。




でも、ここで足りない分を親が出してくれたとしても、今度は、生活費がない。



建は、お金のかかる人。



多少の蓄えがないと、一緒にいれない。




それに、飲みだって、パチンコだって行きたい。



次の仕事だって、決まってない。



する気がおきないかもしれない。




質出ししない方が、懸命だ。



私は、ブランド品と引き換えに、襲いくる魔の手から逃げるコトが出来た。




でも、DRUGからは逃げきれたのかな??




まだ、縁があるような嫌な予感がする…………。
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