【実話】星になったキミへ
私達は、手を繋いだまま店内へ。



「まこちん。」



「何ー??」



「いつまで手繋いでんの?」


「りんちゃんが逃げないように。」



「逃げないよ!!」



「アハハ。はいはい。」



そう言うと、まこちんはやっと手を離してくれた。



私達は、カシスオレンジと、カルーアミルクをそれぞれ注文した。



「かんぱーい!」



私は、ゴクゴクと一気に飲み干した。



私の飲みっぷりに、まこちんは、



「りんちゃん、ペース早いなぁ。」



「喉が渇いてんの。カクテルなんて、ジュースじゃん。」



「お酒の強いりんちゃんにはそうかもなぁ。俺には、とても、とても…。」



「何まこちん、弱気な発言してんの??ほらほら、二杯目頼むよ!」



「うわっ!待ってよ。」



まこちんは、急いでカクテルを飲み干すと、二杯目を注文した。



私のペースで飲ませて、お互い八杯目。



いい感じに酔ってきた。


すると、まこちんが切り出してきた。
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