【実話】星になったキミへ
事が終わると健は普通に戻っていた。

さっきまでは、何かに取り付かれたかのようだった。

「もう、帰らなきゃ」

「うん、今日はごめん…」

「いいよ、別に…」

そう言うしかなかった。


日付が変わり、今日は私の21才の誕生日…


最悪な誕生日だ。


まるで、これから始まる悪夢の序章のように…
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