【実話】星になったキミへ
「さっ。りんちゃん。」



まこちんが、パイプを差し出してきた。




まこちんは、もう吸ったみたいだ。




私は………。




私は………………。







「ごめん!まこちん。私、できない!」




「えーーー!?何で!?」



「私、DRUGだけはしないって決めてるの。だから、無理だよ。ゴメンね。」




そう言うと、私は急いで着替え始めた。




「ちょッ!りんちゃん!!帰るの!?」




「うん。もう帰る。」



「何でだよ!せっかく今から気持ちよくなるトコなのに!!」




「私、DRUGヤる人とは一緒にいれないから。」



私の強い眼差しに、




「………………わかったよ。ごめん。しないから、まだいてよ!」



「だって、まこちんもう吸ったじゃん!」



「………。じゃぁ、今度いつ逢える??」



私は、考えると、



「私の前では、しないって誓ってくれる??」



「何で!?俺がする分にはいいじゃん!!」



「私がされると嫌なの!私といる時は、しらふでいてよ!」



「………。わかったよ。りんちゃんといる時は、しないよ。」



「ん。そしたら、またメールして。健といる時じゃなければ、電話するから。」



「わかった。じゃ、気をつけてな。」



「うん。バイバイ。おやすみ。」



バタン。
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