【実話】星になったキミへ
゙健に逢いたいな″




時計を見ると、12:30。



゙まだ起きてるかな??″



私は、ダメ元で健に電話を掛けた。



トゥルルル


トゥルルル



「はい。もしもし」



出た!!



「もしもし、健?」



「りん??どしたー??」



健の声を聞くだけで、安心して涙が出そうだ。



「まだ、起きてたの??」



「うん。TV見てるけど。」



「あのさッ。今から行ってもいーい??」



「えっ!?別にいいけど…。どうしたんだよ、こんな時間に。」



「んー。ちょっと、健に逢いたくなって。」



「そっか。いいよ。鍵開けとくから、入ってきて。」


「ありがと。じゃ、今から行くね。」



「おぅ。気を付けてな。」



ガチャ。



……………………………………………………………。



私は、何をしようというのだろう。



まこちんに愛された後で、健に逢いに行くなんて…。



でもね、健に逢いたくてたまらないんだ。



健からの愛を感じたいんだ。



私は、健のモノだって思いたいんだ。



このサイテーな私を、めちゃくちゃにして欲しいんだ。
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