【実話】星になったキミへ
駐車場に車を止めると、雨が降ってきた。



ここの駐車場から、健の家までは、ちょっと距離がある。



゙傘、持って来てないや″



゙いーや。今は、雨に濡れたい気分。″



私は、優しい雨に包まれながら、健の家へと向かった。



考えていたのは、まこちんのコト。



DRUGのコト。



そして、健のコト。



まこちんのコトは、好きだよ。



でも、DRUGだけは受け入れられないんだ。




それは、自分が弱いからだと思う。



強くはね除けられる程の意志があれば、こんなに敬遠しないだろう。




きっと、私は、DRUGしてないまこちんなら大丈夫。



私の前では、゙しない″って言ってくれたし。



まこちんを信じよう。



でも、いけないコトなんだよね。



お互いに、彼氏、彼女いるのにこんなコト…。



でも、そう思えば思うほどに、心の焔は燃え上がっていく。




健、こんな私をなじってよ。



サイテーだって。



そして、『俺のモノだ』って言ってよ。



健………!



健…………………!!


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