【実話】星になったキミへ
二時間位飲むと、私達は店を出た。



健の友達は、ぐでんぐでんに酔っ払っている。



健は、友達をタクシーに乗せると、



「じゃぁ、ホテル行くか。」



「うッ、うん。そうだね。」


やっぱ、行くんだ。



さっきのコトもあってか、乗り気になれない私…。



タクシーは、私達を乗せると、ホテルへと向かった。





ホテルに着くや否や、健が抱きしめてきた。



「んッ」



強引なキス。



抱きしめる力も、いつもより強い。



「んッ。健、どーしたの??」


「りんは、俺の物だ。」



「んッ。」



その言葉は嬉しいよ。



でも、さっきのコトでまこちんとの関係がバレたんじゃないかとも受けとれる。


「あっ。健。何??そんなトコに……。」



チュッ



見ると、足の付け根、太ももの内側に、キスマークをつけられた。



「ここだと、俺しか見れないでしょ??りんが浮気でもしない限りは…。」



「ヤダなッ。するわけないじゃん!」



やっぱり、疑ってる……。







この日は、久しぶりに健に激しく抱かれた。



でも、健にバレたんじゃないかと思うと、私はHに集中出来なかった。



こんなコトは、初めてだった。
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