【実話】星になったキミへ
レイは、16時きっかりに、マンションまで送ってくれた。



もちろん、体の関係は、持っていない。



「姫、今日は楽しんで頂けましたか??」



「うんッ!すっごく楽しかったー。」



「よかった。今日は、用事は何時まで??」



「うーんと。多分、1時位までかな…。」



「じゃぁ、用事終わってから、昨日のバーで飲まない??」



「レイ!!仕事、大丈夫なの!?」



「大ー丈夫。気にしないで。」



「それなら、いいけど…。」


「じゃぁ、1時には行ってるから。」



「了解!じゃ、また後でね。」



私は、走り去るベンツを見送ると、部屋に入り、出勤の準備を始めた。



゙レイって、いい人だよなぁ″



飲み代にしても、お食事代にしても、お金がかかるコトは、全部、レイが出してくれる。



今まで、自分が出す側だったから、レイといると、とても楽だ。



゙何で私にここまでしてくれるんだろー?″



不思議に思いながら、支度を済ませると、店へと向かった。
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