【実話】星になったキミへ
「姫、これからホテル行かない??」



「は!?いきなり、何言ってんの!?」



「いやっ、Hしたいとかじゃなくて。ここだと、話せないコトもあるから…。」



「何の話??」



「今まで黙ってたコトや、僕の気持ちとか…。」



「………。わかった。いいよ。私も、レイには言っておかないといけないコトがある。」



私は、レイに、自分の全てを話そうと思った。



レイにだけは、言っておかないといけない…と、思った。



例え、ドン引きされてもいい。



軽蔑されてもいい。



今まで、レイが付き合ってきた、『杉田凛』と、いう女の子の本当の姿を知っていてほしかった。
< 249 / 315 >

この作品をシェア

pagetop