【実話】星になったキミへ
私は、その場を誤魔化すように、



「だから、今日は口でしてあげる。」



そう言うと、私は、健を愛撫し始めた。



「りんッ…」



感じ始める健。



次第に、健は私の頭を持ち、前後に動かし始める。


一生懸命、愛撫する私。


でも、次の瞬間私は、健のモノを奥までふくみすぎて、



「うっ!……うぇっ」



ツワってしまった。



もう、トイレまでは間に合わない。



何より、全裸だったし。


健は、



「おっ、おい!」



と、心配そうに見ている。



私は、その場にあったビニール袋に、胃液を吐いた。



ふーっ。



スッキリして健の方を向くと、怪訝そうにこっちを見ている健。



私は、



「健、ごめんね。続きしよっか。」



そう言う私に、健は、



「りん。凄く失礼なコト聞いていい??」



「えっ!?何かな!?」



「今のって、つわりなんじゃないか??」



「えっ!?違うよ。」



小さい声で言う私。



「おかしいとは思ってたんだよ。一緒に飯は食わないし、情緒不安定だし。………妊娠してんじゃないのか?」



「……………。」



どうしよう……。



何て言ったらいいんだろう……。



「りん?」



優しく私の顔を覗き込む健。



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