【実話】星になったキミへ
「あー!待って!!うそうそ!ジョーダン!!……実は、健のコトなんだけど…。」



ドクン…。



健……。



「健がどうかしたの??」



まこちんは、ちょっと間を置くと、



「実はさ……。りんちゃんがいなくなってから、アイツ、鬱病みたいになっちゃってさ。仕事も辞めて家に引き込もってんだよ。」



「…………マジ!?」



健が………!?



「みんなで色々したんだよ。でも、口もきいてくれないってゆーか……。おばちゃんも困ってるよ。」


そんな……。



そんな………。



健が……………!?



「でも!どーして、私に??」


「いや、りんちゃんにもし!健のコトを少しでも想う気持ちがあるんだったら…って思ってさ。離婚してくれてて良かったよ。」



一応、不幸なコトなんですけど……。



てか、それドコじゃない!


「健は!?家に居るんだよね!?」



「うん。ずっと、家に居るよ。りんちゃん。子供いて大変だと思うけど、健に逢いに行ってやってくんないか??りんちゃんが逢えば少しは変わるかも…。」



「わかった!まこちん、電話ありがと!!」

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