【実話】星になったキミへ
寝ている時、健の癖がある。



私達は、抱き合って眠るのだが。



私がトイレに立ったり、眠れなくてタバコを吸いに行ったりすると、健は手探りで私を探す。



起きてる時に聞いても、


゙覚えてない″



と、言うが、その健の癖を私は愛しく想う。



『必要とされてる』



と、感じるから。



そして、明日。



健がどんな反応を示すのか……。



受け入れるのか、拒否るのか…。



不安を覚えながらも、遂に、健に会わせる日がやって来る。



私達に幸せは訪れるのだろうか……??
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