【実話】星になったキミへ
「う…ん」


気付くと、朝だった。

「え?私…生きてる!?」


床を見ると、大量の血が水溜まりになっている。


゛ありえない…こんなに出血してるのに…何で生きてるの?傷は!?″

腕を見ると、パックリ割れている。


「りんちゃん、朝ごはんよ」


やば!お母さんだ…


「キャー何なの!?この血は!?りん、どうしたの!?何があったの!?」

「…………」


何も言えなかった。


「その腕は!?どうしたの!?」


「切ったの…」


「自分で!?」


「うん、自分で…」


母は、ショックのあまり泣き出してしまった。


ごめんね、お母さん…
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