【実話】星になったキミへ
「今は何も聞かないで…抱いてよ!!」


「…わかった。後から説明しろよ。」


「あっ…あぁっ…」


いつもより、優しく、丁寧な健の愛撫に私は切なさを感じていた。

゛何で、こんなに優しく抱くの?″


私の体全てを心に刻みこむように、愛撫する健…


この人の全てが愛おしい…


この人の優しさを何よりも愛している…


「りん、すげー濡れてる…」


「健がいつもと違うから…」


健、今だけは忘れさせて。


あの悪夢のような毎日を…


健の腕の中にいる時だけは、健だけを感じていたいの…


睦事が終わり、健の腕の中で甘えていると、容赦なく健からの質問攻めにあった。


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