【実話】星になったキミへ

おかしな人達

「それでは、病室に案内します。お母さんとは、ここでお別れですので。」


「え…」


母が、病室に付いてこれるわけないと、わかってはいるものの、一気に心細くなった。


こんなとこに、1人…

下界から遮断されて、別世界に来た気分だ。

「じゃぁね、りんちゃん。明日、ジャージ持って来るから。」


「うん…じゃぁね、お母さん…あっ!!お母さん、健には言わないで。自分で言うから。」

「…わかりました。」

そう言って、私は母と別れた。

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