【実話】星になったキミへ
東看護婦の後に付いて、廊下の奥へ奥へと入って行く。
「はい、ここが杉田さんの病室A3号になります。」
見ると、畳8畳程の部屋に、女の人が7人座っている。
゛こんなとこに、7人もいるの!?私合わせて8人…ぎゅうぎゅう詰めじゃん!!″
「みなさん、今日からこの部屋に入る事になった杉田凛さんです。分からない事とか、教えてあげて下さいね。」
「はーい」
三人だけ、返事した。
「じゃあ、杉田さん、ここの部屋の人達に分からない事は聞いてちょうだい。お布団は、後から持って来るから。あ、そうそう。今日の所は、お洋服のまま寝てちょうだい。」
「なんで!?甚兵衛持って来てるんだけど!!」
「あれは、紐が付いているからダメです。」
「お洋服がシワになるじゃん!」
「ジャージを持って来なかったあなたが悪いんでしょう?」
「バカな事言わないでよ!ジャージ持って来いなんて、言われてないし!!」
「……それなら、お母さんに後から持って来てくれるよう頼んでおきます。」
ホッ。
私は、胸をなでおろした。
東看護婦は、忙しそうにその場を去っていった。
「はい、ここが杉田さんの病室A3号になります。」
見ると、畳8畳程の部屋に、女の人が7人座っている。
゛こんなとこに、7人もいるの!?私合わせて8人…ぎゅうぎゅう詰めじゃん!!″
「みなさん、今日からこの部屋に入る事になった杉田凛さんです。分からない事とか、教えてあげて下さいね。」
「はーい」
三人だけ、返事した。
「じゃあ、杉田さん、ここの部屋の人達に分からない事は聞いてちょうだい。お布団は、後から持って来るから。あ、そうそう。今日の所は、お洋服のまま寝てちょうだい。」
「なんで!?甚兵衛持って来てるんだけど!!」
「あれは、紐が付いているからダメです。」
「お洋服がシワになるじゃん!」
「ジャージを持って来なかったあなたが悪いんでしょう?」
「バカな事言わないでよ!ジャージ持って来いなんて、言われてないし!!」
「……それなら、お母さんに後から持って来てくれるよう頼んでおきます。」
ホッ。
私は、胸をなでおろした。
東看護婦は、忙しそうにその場を去っていった。