【実話】星になったキミへ
レディースコミックを見ながら、


「見て、この体位。この体位って奥まで入って気持ちいいのよねぇ」


「そうねぇ、私は、こっちの方が好きよ。」

ここまでは、良かった。


「でも、あんたが一番よ。こんな風にベロベロ舐めて〜。早く夜にならないかしら。男に浮気したら、殺すわよ。」


「こっちの台詞よ!この前、散歩の時に、男に色目使ってたのは、誰ね?」


えーーー!!


何!?この2人!?


も・もしかして…


゛ビアン!?″


た・たしかに、ここは女だらけの病棟。


みんな、欲求溜まるだろう。


でも、まさか、実際にしてるのー!?


そうだとしたら、私は同じ病室。


その行為に遭遇する事になる。


゛嫌だー!!見たくない!!聞きたくない!!″


だって、2人とも50代の太ってるおばさん!

私の中で、ビアンは綺麗な女の人同士。


夢が壊れる…


゛絶対見たくない″


゛よし!早く寝よう″

私は、心に誓った。
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